アルバムのような写真展

活版印刷
活版印刷

アルバス写真ラボにて、アルバムのような写真展に行ってきました。それにあわせてお話会も行われました。これは、10月で50年の歴史に幕をとじた寺尾さんの活版印刷所のこれまでの歴史と、それを引き継がれる中川さんのこれからのお話。

僕は全く違う世界で働いているわけで、活版印刷がどのようなものか。。完成した印刷物は「味があって良いな」「凹凸と滲んだ雰囲気、匂いが素敵」とは思った事あるけれど、実際の印刷の現場の写真、お話を聞いていると想像を遥かに超える大変さ。というか完全に職人の仕事である事が良くわかった。

また、数年前の西方沖地震で殆どの活版印刷屋さんは印刷をやめたとか、、なぜかと言うと活版用の文字の一つ一つが別々の活字(判子のようなもの)でできてそれが何十万本も整然と壁に立てかけたものが全部倒れてしまうと。。直すのは気の遠くなる作業になる訳です。しかし、寺尾さんはあきらめずに数ヶ月かけて元に戻した話とか、なぜ印刷所なのに、Yシャツにネクタイでお仕事をなされていたのかとか。。全てのお話は関心するしかありませんでした。

そして、その活版を引き継ぐ中川さんを影ながら応援していければと思います。来年2月より「青い月」が箱崎にてオープンします。最後にこのようなイベントを開催してくれたアルバス写真ラボ、中川さんそして繋がりときっかけを作ってくれたtaromisakoさんに感謝です。


Comments

“アルバムのような写真展” への2件のフィードバック

  1. お話し会に来てくださりありがとうございました。
    きちんとご挨拶もできずすみません。
    またいらしたときに、声をかけてくださいね。

    albus 酒井

  2. 今回のお話し会に感動しました。それが(気持ちが)すごく伝わりました。
    albus の雰囲気は落ち着いてとても良い場所だなと思います。
    来年もちょくちょく足を運ばせていただきますね。

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