pina

先週末はいかにも梅雨といった天候だったので、AppleTVで映画。子供主体になってしまうのでもっぱらディズニーばかりになります。で、「Toy Story 3」「Pina/ピナ・バウシュ」2作品をみました。トイストーリーは誰でも知っているので、Pinaの話。
Pina/ピナ・バウシュ
制作にあたったヴェンダーズは、ピナの映画を製作しようと考えたのは20年以上も前のことであったが「ピナの素晴らしい踊りを映像化するすべがなかった」ために中々進まなかったらしいです。その術(すべ)こそがいまでこそ一般化された3D映像技術だったわけです。その後、ヴェンダースはようやく企画が進行し始め、2009年秋に撮影開始が予定されていました。しかしながら同年6月にバウシュが亡くなったことで中止。亡くなりはしたものの、バウシュが生前率いてきたヴッパタール舞踏団の姿に励まされ、製作を再開し、完成に至りました。
ピナ・バウシュはドイツのバレエダンサーであると共に、コンテンポラリー・ダンスの振付師として有名。自分自信、コンテンポラリー・ダンスに詳しい訳ではないですが、娘がバレエを初めて思ったことはダンスは見るより踊って人に見られることの方が遥かに楽しそうだと感じました。(事実娘の「私を見て!」オーラは凄いです..)自己表現として、体を精一杯使うダンスはなんというか魂を揺さぶる力が強いと思う。