今宿青木にある八雲神社。実家から歩いて行ける距離なのに初めて来ました。もしかしたら、子供の頃に祖父に連れて行ってもらっていたかもしれない..
神社には、市指定文化財の「若武者絵馬」が奉納されており、黒田藩四代藩主綱政が、元禄14年(1701)青木神社(祇園社)に奉納したもので、筑前御用絵師の重鎮狩野昌運(かのうしょううん)の筆になる。黒田藩といえば今年の大河ドラマは「軍師黒田官兵衛」ですね。
鳥居を潜って勢い良く獅子の登場となります。ここで子どもたちが一斉に泣きます。
郎八のひげ剃り。ポーズが面白い。
猿と獅子。
囃子を立てる青栄会の人達。この青木獅子舞は第二次世界大戦、後継者不足の為、中止された期間があったようです。皆さんいい歳の方ばかりで2名ほど若い子がいましたが、また継承する人が途切れたらこの風景も見られなくなってしまうのだろうか。
郎八の獅子打ち。
源丞の餅搗き。やはり劇が中止された期間があるためか、大分デフォルメされていて、本来の劇とは変わっているように感じました。囃子もどことなく「博多松囃子」に聞こえてきたり..。当日は、唐津街道前原宿研究所の有田氏も来ており、地元の歴史を楽しく語りました。地元を知るということがいかに楽しく、大切なことなのかわかって来た気がします。