狩猟免許試験のながれ

先週、狩猟免許を受けてきたので軽くまとめたいと思います。

目的

至ってシンプルで、自宅周辺にイノシシが多いこと…それ以外にも、野うさぎ、イタチ(メスは非狩猟鳥獣)、アナグマ、サル(非狩猟鳥獣)。日没後は特に徒歩・自転車で帰る時は「常にイノシシの気配を感じることができます」それくらい日常に獣がいるような場所(福岡市内)に住んでいます。

試験勉強

まず初めに、狩猟免許は国家資格です。この免許(+狩猟者登録する必要がある)がないと狩猟を行うことができません。試験は年に1回しかないので落ちた時、1年も待たないといけないのでちょっと辛いかもしれません。
今年は福岡では6月23日に試験があったのですが、勝手に8月くらいかなとぼんやりサイトで調べて気付いたのが5月中頃。しかも、試験の申し込み期間が決まっているのでバタバタ準備しました。狩猟免許といっても種類があり、私は「わな猟免許」を受けました。

まず午前の筆記試験の方は、参考書・問題集を糸島ジビエ工房のtracks江口さんにお借りしました。それと、世の中便利ですね…狩猟試験アプリがあったのでこれをひたすら解くということを1ヶ月やりました。

注意事項

やりとりがアナログです。まず受験の申し込み時に必要な書類がいくつかあります。

  • 狩猟免許申請書・・・受験申請のための簡単な書類です。
  • 写真付き受験票・・・これも申し込み前に写真を撮りました。
  • 医師の診断書・・・狩猟するための適正かどうか医師の診断を受けることになります。確かに猟銃とか取り扱うものがものなので理解できます。ちなみにかかりつけのお医者さんに「狩猟するの?」って軽く笑われました。
  • 手数料・・・まさかの現金では支払うことができません、福岡県の収入証紙を事前に購入し、収入証紙を申し込み時にお渡しすることになります。この収入証紙がどこにでも販売しているものではないので要確認した方が良いでしょう。私は警察署に買いに行きました。

申し込みはネットでも郵送でもなく試験会場となる場所まで提出しに行きました。アナログ過ぎてやる気なくなりますね..。

予備講習会

申し込み時に予備講習会を勧められたのですが「私は行っていません」個人的には行かなくてもなんとかなるのかなーと思いました。事後報告ではありますが、試験は決して難しくはありません。ポイントは午後の実技。実際にわな猟に使用される道具を使って「わなの仮設と解除」の実技試験があります。初めて見るし、初めて触る猟具。これをどうやってパスしたかというと、Youtubeです。以下のような動画を何回も繰り返しみてシミュレーションしました。笑

試験

先に、試験日は平日なのでご注意ください。午前の筆記は30問90分でしたが、10分で記入完了。今回はやや易しかったのではないかなーと思いました。ちなみに午前の試験結果は当日13:00に合否が出て、落ちた方は実技を受けるまでなく退散という。なかなかシビアなシステムですね。私はもちろん合格。

午後の実技ですが先ほど書いた予備講習会を受けていなので、仕掛けわなの仮設はもちろん初めて、はこわなを見るのも触るのも初めてでしたが、Youtubeで何度も見たので無事仮設・解除完了。

結果

結果は7月1日。ここはネットでも確認できるらしい。試験申し込みから全てネットで完結できるようシステム設計してほしいものですね。

追記:無事合格していました。